テニスの中継をテレビで見ていたり、テニス好きな人と話をしているばあいテニスをやっている人には当たり前の「テニス用語」を何となく聞き流しているときがあります。
詳しく考えてみると何となくしかわからないことなどもありますので、おさらいの意味も込めてテニス用語の一覧とそれについての短い解説の一覧をのせます。
テニスの用語
アウト
ボールがノーバウンドで相手側コートの外に落ちること。
アップ
ゲームをリードしている状態。
アドバンテージ
デュースでポイントを取り、相手より有利に立った状態。次にポイントをとればゲーム終了。
アレー
ダブルスのコート上のシングルのサイドラインとダブルスのサイドラインの間の細長い区域のこと。
アングルショット
色々な角度をつけて打つショット。
アンツーカーコート
焼いて細かくした粘土を使ったコート。水はけの良さが長所。
アンティシペイション
敵の打つボールがどこに来るか、場所を予測すること。
アンパイア
ゲームの進行を管理し、判定、スコアのコールを行う審判のこと。
イージーボール
打ち返しやすいボールのこと。
イレギュラー
イレギュラーバウンド。コート上でボールが石などにぶつかり、バウンドの方向が変わること。
インパクト
ボールがラケットに当たった瞬間のこと。接触するのは1000分の5秒程度といいます。
インプレー
サーブが打たれてからどちらかポイントが決まるまで、試合が続行している間のこと。
ウイニングショット
試合やポイントで勝利を収めたショットのこと。
ウォークオーバー(W/O)
敵が棄権して試合に勝つこと。
ウォッチ
ダブルスにおいて敵のボールがアウトになりそうな場合、手を出さず見送ろうと判断すること。
エンドチェンジ
奇数のゲームが終了したらお互いにコートを交換すること。
オーバーネット
ボールがネットを越える前に打つこと。
オール
両者のチームが獲得したセットやゲームの数が同じ場合。
オールラウンドプレーヤー
なんでもこなせるプレイヤーのこと。
オムニコート
住友ゴム工業(株)の砂入り人工芝コートのことを指します。
ウエットでもドライでも適度な滑りと弾力性の保持が容易なことと、足腰への負担軽減を図る独自の構造を持っています。
また乾きが速く、雨後も短時間でプレーが再開できます。
他にも東レの砂入り人工芝コート「スパックサンド」、三菱化成の砂入り人工芝コート「ダイヤサンド」などがあります。
オンザライン
ベースラインやサイドラインの上にボールが落ちた状態をいい、インプレーとしてみなされる。
ガット
テニスラケットに張るストリング(紐、糸)のこと。
羊や牛の腸から作られた天然素材の打球感が非常に優れている「ナチュラルガット」、打球感が固めで耐久性に優れた「ポリエステルガット」、比較的打球感が柔らかく、振動吸収性に優れた「ナイロンガット」等の種類があります。
グリップ
ラケットを手に持つ部分、またはラケットの持ち方。イースタン、ウエスタン、コンチネンタルなどがある。
クレーコート
表面を土で覆ったコートのことで、足腰への負担が少ないのが特徴。しかし維持が大変なため最近は人工芝コートが人気。
クロス
コートの対角線上にボールを打つこと、またその方向のこと。
コーディネーショントレーニング
運動神経の向上に効果的な運動で、運動に関連する五感(知覚、聴覚、平衡感覚、皮膚感覚、筋感覚)を鍛え、スムーズに身体を動かす能力を高めるトレーニングです。
一般的に運動神経は、12歳までに行った運動でほぼ決まると言われているため、エムズテニスパークではコーディネーショントレーニングを行う「C/UP(シーアップ)クラス」を設定。コーチ陣の指導のもと、楽しくトレーニングを受けられます。
コードボール
ラリーの最中、ボールがネットに当たり相手コートに入ること。
ラリー中は引き続きプレーが行われ、サービスの場合は「レット(やり直し)」とコールして打ち直しになる。
サービスエース
敵に打たれたサーブにボールを打ち返すことが出来ず、そのままポイントとなること。
サービスキープ
自分のサービスのゲームを取ること。
サーブ
ゲームの開始や再開の際、サイドラインとセンターラインの延長線上の間からコートにボール入れる行為。
サイドライン
コートの脇にある中と外を区切るためのラインのうち長いほう。
スウィング
ボールを打ち返すためにラケットを振る素振りのこと。
ストレート
サイドラインに沿って平行にボールを打つこと。ダウン・ザ・ラインとも呼ばれる。
ストローク
ボールを打つこと。特にボレー・スマッシュ・グランドストローク・ロブなどサーブ、レシーブの後に続くラリーでボールを打つ行為。
スマッシュ
高く上がったボールを相手コートに鋭く打ちつけるショットのこと。最も攻撃的で強いショット。
スムース
グリップエンドのマークの表側のこと。
スライス
切るように打ち、ボールがあまり弾まないような回転がかかるショット。
スルー
試合中に打ったボールがネットの目をすり抜けて敵のコートに落ちること。ラリー中であった場合こちらの失点となる。
セットポイント
残り1ポイントでそのセットに勝つことが出来る状況。
セルフジャッジ
アンパイア(審判)なしで、双方のプレイヤー同士でゲームを進行させたり判定するルール。
センターライン
コートの真ん中に引いてあるラインのこと。
ダウン
敵にリードを奪われている状態。
タクティクス
ゲームに勝利するための戦術のこと。
ダブルフォールト
ファースト・セカンドサーブ両方に失敗し、相手に得点が入ること。
デュース
40-40の状態。
テンション
キロとポンドで表示されるストリングの張りの強弱の度合い。ポンドはキロの約2.2倍。
トス
サーブを打つ時に自分でボールを上空に上げること。またゲーム開始時にコートやサーブの選択権を決める行為。
トップスピン
こすり上げるようにして打ち、進行方向に縦向きに回転を加えたたボールのこと。
順回転ともいう。
ドロー
トーナメントの組み合わせ、また組み合わせ表。
ドロップショット
ネット際にボールを殺して打つショット。